メダカの水槽おすすめ10選!ガラス水槽や睡蓮鉢など、一番良いのを教えます!

水槽と言えばガラス水槽のイメージが強いですが、他にもたくさんの種類があります。
それぞれメリット・デメリットがあるので、あなたはどんな場所で、どんな方針でメダカを飼育するのかに合わせて水槽を選んでみてください。
この記事では
- どんな種類の水槽があるのか
- それぞれの水槽のメリット・デメリット
- 向いてるメダカの種類
がわかるようになり、どの水槽を選べば良いかがわかるようになります。
メダカ用の水槽を購入するときの参考にしてください。
メダカ水槽の種類一覧
メダカ飼育における水槽は、極端な話、水が漏れない容器なら何でも大丈夫です。
ペットボトルでも良いですし、お茶碗でも良いかもしれません。
しかし、見た目・容量・耐久度などの都合で、向いている容器は大体決まっていて、
- ガラス水槽
- 睡蓮鉢
- プラスチック容器
- 発泡スチロール
これらの容器がメダカ水槽としてよく使われます。
それぞれのメリット・デメリットや、向いているメダカの種類などを紹介していきます。
メダカ水槽①:ガラス水槽
主に室内向きの水槽で、本棚の上や玄関などのインテリアとしても活躍します。
そのため、レイアウトを楽しんだり、いろんな魚やエビなどを入れて賑やかな水槽にすると良いでしょう。
水槽の接合部であるシリコンが直射日光に弱く壊れやすいことや、直射日光に当てるとコケが大量発生して見た目が悪いので、直射日光に当たらない場所に置きます。
室内に置くので電源も取りやすく、ヒーターやろ過フィルターなんかも使いやすいですね。
主に横から見ることが多いため、背中の模様は見ることができません。
改良メダカでは背中にラメが載ったメダカなんかも多いですが、そういった品種の楽しみは減ってしまいます。
ヒレ長系の品種や、出目やアルビノなど目に特徴のある品種を楽しむのに良いでしょう。
- メダカが横から見れるので、ヒレの形や目の形がわかりやすい
- 低床、水草、隠れ家など、レイアウトが楽しい
- 室内のインテリアとして綺麗
- 透明な水を保ちやすい
- ネオンテトラやコリドラスなど、他の生体と混泳させやすい
- メダカを横から見るため、背中の模様が見えない
- 直射日光に弱い
- ガラス面などにコケが生えると気になる
四角いガラス水槽
サイズの規格が大体決まっているので、置き場所がイメージしやすいです。
本棚の上や、スチールラックなどにキッチリはまるので、どんな家庭でも馴染んでくれます。
ろ過フィルターなども四角いガラス水槽を想定して作られているので、大体の飼育グッズが綺麗に装着できるのも良いところ。
水槽に入る水量も決まっているので、飼えるメダカの数などもわかりやすいですね。
球体ガラス水槽
球体のちょっとオシャレなガラス水槽もあります。
コロッと可愛く、金魚鉢のイメージに近いでしょうか。
小さいサイズがメインなので飼えるメダカは少ないですが、1~2匹でもしっかり存在感を出してくれます。
小さいおかげで仰々しさがないので、部屋の机やカウンターキッチンなどにちょっと置いておいてもオシャレな雰囲気が出ますね。
水量が少ないので、水質悪化には注意です。
メダカ水槽②:睡蓮鉢
睡蓮鉢は主に屋外で使用する水槽です。
壺みたいな形をしていて、よく戸建ての庭なんかに置いてあるのを見かけます。
機能性としては基本的に陶器でできているため、日光にも強く、壊れにくいという性質があります。
ガラス水槽と違って側面も透けてないため、コケの発生も若干抑えられます。
色や模様も様々で、睡蓮鉢を選ぶということから楽しみの一つになりますよ。
- 陶器でできているものが多く、直射日光に強く、丈夫
- オシャレなものも多く、選ぶのが楽しい
- ビオトープを作ると雰囲気が出る
- 重くて取り回ししづらい
- 室内に置くのに向いていない
陶器製の睡蓮鉢
一般的に睡蓮鉢と言われるものは陶器製です。
上に上げたメリット・デメリットは陶器製のものになります。
直射日光に強く、外に置くのに向いていて、雰囲気があってオシャレです。
サイズも様々、いろんな模様のものもあるので、たくさんの物を見て選んでくださいね。
発泡スチロール製の睡蓮鉢
睡蓮鉢とは言うものの、材質は発泡スチロールです。
見た目だけ睡蓮鉢ですね。
特徴は発泡スチロールと同じになるのですが、断熱性に優れています。
冬場の冷え込みなんかにも良いので、睡蓮鉢のような見た目が良いけど機能性を求めているのなら、良いですね。
発泡スチロールなので耐久度はあまりないです。
プラスチック製の睡蓮鉢
こちらも睡蓮鉢とはいうものの、見た目だけ睡蓮鉢の形をしているプラスチック容器です。
メリットは少しオシャレで、軽くて使いやすいくらいでしょうか。
機能性としては他のプラスチック容器の方が向いてるものも多いので、この見た目が良く、プラスチック容器が良い場合に選ぶと良いでしょう。
メダカ水槽③:プラスチック容器
プラスチック容器は、とにかく何でも大丈夫です。
ただの四角い箱、たらい、プランター、バケツなど、何でも大丈夫。
しかし、強度に不安のあるものもあるので、容器選びは少し難しいです。
定番の容器がたくさんあるので、その中で選ぶと安心ですよ。
- いろんな形、サイズの物がある
- 100均など安く手に入るものもある
- 加工がしやすい
- 弱いものは直射日光で壊れてしまう可能性がある
NVボックス
黒くて四角いボックスで、メダカ飼育の大定番です。
魚を飼うというとガラス水槽を思い浮かべる方が多いと思いますが、メダカ愛好家はまずNVボックスから検討します。
メダカは保護色の機能があり、ラメや色付きのメダカは黒い容器で飼育すると体色が濃くなり、発色がよくなるんです。
その為、NVボックスの黒は綺麗にメダカを育てられるという観点からも使われます。
また、ある程度の強度もあるため、屋内・屋外問わずに使えるのも良いところですよ。
たらい
たらいはサイズが大きく、強度もあるため人気です。
屋外で大量にメダカを飼いたいときに使用すると良いでしょう。
例えば120Lの容器であれば120匹飼うこともできますし、そこに睡蓮や水草をたくさん入れても良いです。
メダカを繁殖させていると増えすぎてしまうこともあるのですが、それらを大きなたらいに集めて、ミックス水槽を作るのも楽しいですよ。
IKEAのトロファスト
IKEAのトロファストという、おもちゃなどを整理するのに使うボックスです。
NVボックス13ほぼ同じ幅なのに深さがあるため、近頃人気になっています。もちろん黒が人気。
容量が多くなると水質も安定しやすくなりますし、深さがあると水温の変化も緩やかになるため、メダカへの負担も少なくなるんですよね。
NVボックスよりはプラが薄いので、少し強度は心配かなという気はします。
IKEAが近くにない場合はオンラインショッピングもできますので、試してみてはいかがでしょうか。
100均のボックス
ダイソー、セリア共に四角くてちょうどいいサイズのボックスがあります。
黒や灰色など、メダカに合う色がありますし、なんといっても100円なので手に入れやすいです。
水量もあまり入らないですし、耐久度に不安はあるのですが…
場所も取らないので、針子・稚魚水槽として使うのがおすすめです。
メダカ水槽④:発泡スチロール
発泡スチロールは本当にどこにでもある、一般的なものです。
魚とか買ったときにもらえるやつですね。
発泡スチロールはとにかく断熱性が高いため、メダカを飼育するのにベストとも言える容器になります。
特に冬は急激に水温が下がりますから、水温の乱高下を防ぐのに一躍買ってくれますよ。
しかし、発泡スチロールはポロポロと崩れたりもするので、耐久度には少し難ありです。
汚れたときにはゴミにしか見えない見た目にもなりますし、ただ機能性だけを重視した容器ですね。
汚れたり壊れたりしたら、またすぐ手に入るというのもメリットですので、発泡スチロールが普段から手に入りやすい人は使ってみると良いでしょう。
- 無料で手に入る
- 保温効果があるため、越冬に良い
- 壊れやすい
- 汚れると見た目がよくない
メダカにおすすめの容器まとめ
おすすめな容器を紹介しましたが、購入する容器は決まりましたでしょうか。
それぞれの特徴をまとめると
- ガラス水槽:室内用、横から見ると綺麗、直射日光に弱い
- 睡蓮鉢:屋外用、丈夫、デザインがたくさんある、高い
- プラスチック容器:種類・色が豊富、選ぶのが難しい
- 発泡スチロール:断熱性が良い、無料で手に入る、壊れやすい
たくさんあって悩むかもしれませんが、とりあえずどんな容器でもメダカは飼育できます。
一度気になるものを用意してみて、そこからまた環境に合わせて変えても良いですよ。
元気にメダカが育ちますように!