【決定版】もう失敗しない!ミジンコの増やし方のすべて【誰でも簡単】

ミジンコ飼育のコツ
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メダカを飼育して繁殖させていると、やはり「早く大きくしたい!」とか思いますよね。

そこで「粉餌だけでなくミジンコを水槽にいれておけば、食いつきもいいし、好きな時に食べれるからたくさん入れておけるよ」なんて話を聞いたこともあるのではないでしょうか。

しかしミジンコの飼育・繁殖って意外と難しくて、全滅してしまったり…

逆に手をかけすぎて、メダカ飼ってるのかミジンコ飼ってるのかわからなくなるなんてことも多々あります。

そこで、ミジンコ飼育において感じたコツや、増やすために必要なものを紹介します。

この記事を読めば、きっと上手にミジンコが増やせるようになりますよ!

ミジンコが死ぬ理由一覧

ミジンコが死ぬ主な理由は以下です。

  • 酸素不足
  • エサ切れ
  • 水質悪化
  • 水流による疲労
  • 暑すぎる、または寒すぎる

このように、基本はメダカやその他の観賞魚と同じような条件なんです。

結論としては、これらを上手にコントロールできればOK!

しかし、ミジンコはメダカよりも繊細です。

酸素が足りなくて全滅することもあれば、酸素を供給しようとエアレーションを回した水流で全滅することもあります。

さらには、ミジンコは繁殖して数を増やします。

数が増えるということは、必要な酸素の量が変わったり、水質が悪化する速度が変わったりするということ。

これらを上手にコントロールすることが必要なのですが、それが意外と難しい…!!

少しでも上手に、ミジンコが死なないように繁殖させ、メダカの餌にできるようなコツをここではまとめました。

ミジンコが死ぬのを防ぎ、繁殖させるコツ

前にも書いた通り、ミジンコが死ぬ理由は以下です。

  • 酸素不足
  • エサ切れ
  • 水質悪化
  • 水流による疲労
  • 暑すぎる、または寒すぎる

これらを解消するためにできることを一つ一つ解説していきます。

エアレーションをかける

ミジンコは酸素不足になるとすぐに全滅します。

そのため、エアレーションをかけて酸素切れを起こさないようにしてあげましょう。

注意点としては、普通にエアレーションをかける場合は、ほんのごく微量です。

ミジンコがぐるぐると流されてしまわないような微量のエアレーションをかけてあげましょう。

ミジンコが赤くなったら酸素不足のサインです。

普段は白っぽい透けた色をしていますが、赤色になったら間引いたりして酸素供給とのバランスを取ってあげましょう。

エサ切れをさせない

ミジンコは、エサが切れるといきなり死んで数が減ってしまいます。

生クロレラ、PSB、エビオス、鶏糞、稚魚用の粉餌など様々なエサが良いとされていますが…

これらを1日1回、または1日2回ほどに分けて入れてあげると良いでしょう。

僕個人のおススメは、生クロレラとエビオスです。

生クロレラは生きた微生物ですので、多めに入れておいても腐って水質悪化を引き起こすことがありません。

ちょっと濃い目に入れておいてあげると、エサ切れしなくて良いかと思います。

また、エビオスは錠剤でゆっくり溶けます。

多く入れすぎると水質悪化で全滅してしまいますが…1Lに対して1/4錠くらいに割ったものをポンと入れておくと1日以上持つかなという印象です。

水質を良い状態に保つ

ミジンコは小さいのでわかりづらいですが、生き物ですので排泄をします。

ミジンコの排泄物もアンモニアを増加させますので、水質悪化に繋がっていくんです。

対策としては、本当なら2~3日に1回の水替えができるとベストです。

1~2Lのペットボトルやウォータージャグでしたら、気軽に水替えができるので、どんどん水替えをすると良いでしょう。

10L~30Lほどの大きな容器にするのも対策としては良いです。

エサを生クロレラなどの劣化しにくいものを使えば、1週間~1ヶ月ほど水替えナシという可能性もあります。

部分換水でもかなり効果は違うので、安定しないという場合はやってみてください。

水替えの際に注意して欲しいのは、水温変化です。

水道水を直接入れたとき、あまりに温度差が激しいと一気に死んでしまうので気を付けてください。

個人的にはカルキを抜くことよりも大切だと思っています。

ミジンコが増えたら間引く

ミジンコは軌道に乗るとどんどん増えてきて楽しいのですが、倍々に増えていくため一気に増えてしまいます。

すると突然、酸素切れ、エサ切れ、水質悪化、ここまで注意してきたことが一気に崩壊してしまいます。

特にわかりやすいのが、通称ミジンコトルネードです。

ミジンコたちが竜巻のようにぐるぐると回っていたら過密状態。

この状態から倍に増えたら嬉しいという気持ちをグッと我慢して、メダカにあげて間引いてしまいましょう

温度管理をする

ミジンコに最適な温度は20-25℃と言われています。

これに関しては”できれば”レベルで対応するしかないかと思っています。

真夏は室内飼育、冬はヒーターで温めることができればベストではあります。

が、ミジンコにそこまでやれる人も少ないかと思います。

実際、うちもそこまで頑張ろうとは思っていません。

夏は遮光ネットで少しでも温度上昇を減らせるようにして、冬は諦めです。

どのみち冬は外でのメダ活ほとんどできませんからね!

結局、ミジンコが死ぬのを防ぐのはどれが一番?

コツとしてはいろいろ書いてきましたが、結局どれが一番効果あるの?ってことですよね。

ここ2年、かなりいろんなこと試してみましたが、結局はエサが大きいと思っています。

それも極端な話、生クロレラをあげておけばほとんど安定します。

さすがに水温40℃だったり、3ヶ月水替えナシとか、そういうレベルは考慮しませんが…

ある程度メダカと同じような状況+生クロレラで上手くいきます。

エアレーションかけてもミジンコに負担がないミジンコ増殖炉みたいなものを使ってみたり、市販の良いとされてる餌を使ってみたり、毎日水替えしてみたりしましたが…

20L容器 + エアレーションなし + 生クロレラ + 週1半換水

シンプルにこの構成で安定しています。

ちなみに僕は、めだかの箱庭さんのクロレラ水を使っています。

容量も多くて安いですし、買い溜めできない生クロレラは送料無料が嬉しいですよ。

ミジンコが死ぬのを防ぐ方法まとめ

ミジンコ飼育のコツ

ミジンコが死ぬ理由や、それを防ぐ方法をお伝えしてきました。

まとめると

ミジンコが死ぬのを防ぐ方法まとめ
  • エサ切れに気を付ける
  • 特に生クロレラを与えておけば安心
  • エアレーションは極少量
  • 水替えはできるだけする
  • 水温変化に気を付けて
  • 増えすぎたらすぐに間引いてメダカに与える

これできっと、ミジンコ飼育もうまくいくはずです!

爆殖めざしてがんばってみてください!!

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ミジンコ博士くん
ミジンコ博士くん
ミジンコを育て始めてはや数年。 いつしか博士どころか、ミジンコになっていた…
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