【何故?】買ってきたメダカがすぐに死んでしまう件について

こんにちは、くりたメダカです。
こんなこと言うとコイツ初心者だな?と思われてしまうかもしれませんが…
みなさんもそんなことありませんか?
いや、もちろん元気に育っていく子の方が大半なんですが、何故か買ってきてすぐに死んでしまう子がいるんです。
同じように連れて帰ってきて、同じように水合わせをして、同じようにエサやり水替えをしても、死んでしまう。
それはいったい何故なのか?自分なりに考えてみましたので、記事に残しておこうと思います。
この記事を読むと
- どうして買ってきたメダカがすぐに死んでしまうのか
- 買ってきたメダカがなるべく死なないようにする方法
がわかるようになります。
メダカがうまく育たないという方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
メダカは生き物で、それぞれに個体差があります。もしかしたらまだ解明されていない部分もあるかもしれません。
この記事に書いてあることで確実になるメダカが死ななくなるというわけではありませんので、自己責任で情報を選んでいただけますと幸いです。
買ってきたメダカがすぐに死んでしまった
買ってきたメダカがすぐに死んでしまったという悲しみから、この記事を書いています。
メダカ屋さんで購入した高級なメダカが、その日のうちに死んでしまいました。
また、ビオトープ用に購入したミックスメダカも、中程度の値段のメダカも死んでしまいました。
合計10匹中、7匹が死んで、3匹が生き残った形になります。
どうも、そのお店で買ったメダカだけが死んでしまうようなんですよね。
ヤフオクで買ったメダカや、その他のメダカ屋さんで買ったメダカは水合わせが雑でも問題ないですし、立ちあげたばかりの水槽でもそう簡単に死ぬことはありませんでした。
今までも死んでしまった子はいますけど、ここまで顕著にほぼ全滅…ということは初めての経験だったのでビックリです。
どのメダカ屋さんで買ったかというのは名誉のために言いませんが、そのメダカ屋さんからは補償ということできちんと同程度のメダカを送っていただきました。
今回こそはと水合わせも丸1日かけてゆっくり行い、メダカが元気に泳いでる水質が安定している水槽に合流させて…と、かなり丁寧に水槽に入れたんです。
しかし、そのメダカも朝起きたら死んでしまっていて…ということで、やはりメダカ屋さんと自分の飼育環境の相性が悪かったのかなと思いました。
買ってきたメダカがすぐに死んでしまう理由
死んでしまったのは残念ですが、結果は受け止めなくてはいけません。
メダカ屋さんとの相性ではあると思うんですが、どういった部分の相性が悪かったのか、どうして死んでしまったかということを考えていきましょう。
体力が少なく、移動中に弱る
メダカの体力が少なく、移動中に弱って死んでしまったということも考えられます。
車で1~2時間の短距離だとしても、袋に詰められて移動するというのはかなりのストレスになりますよね。
大きく揺れますし、狭い空間で水質も悪くなりやすいです。
ましてやメダカは水流に弱い生き物ですから、揺れというのは良くありません。
とはいえ、輸送だけが問題で死んでしまうというのはあまり現実的ではないのかなと思います。
メダカ屋さんも外で出店するときは運びますし、ヤフオクやネット販売も多く、遠距離からメダカを購入することも多々あるわけで…
元々弱っていた、水質の悪化、輸送中の水温の変化、揺れ…いろんな要素が合わさって弱ってしまったということ。
その体力が低下しているのに加えて、水合わせやその後の飼育のバランスが悪いと死んでしまうのかなと思います。
PHショック
次に考えられるのはPHショック、または水質ショックです。
メダカを水から水へ移すとき、あまりに水質が違うとショックを起こして死んでしまいます。
よく言われているのはPHショックと言い、水質が酸性だったところからアルカリ性へ移動したことで起こるショック死ですね。
ただ、これはPHショックというワードがよく使われているだけで、実際はPHだけが原因ではありません。
アンモニア濃度や水温、その他の水の成分すべてが違いすぎるとショック反応を起こしてしまうことがあるんです。
実際、今回購入してきたメダカのうち、1匹はPHショックのような反応が起こっていました。
水槽に入れた瞬間暴れるように泳ぎ回り、ゆらゆらと揺れて、10分程度で死んでしまいまして…
これも4時間以上かけてじっくり水合わせをしていますし、同時に入れたメダカも元気にしていることから、個体差もあるんだなと感じています。
店の環境と家の環境が違いすぎる
これもPHショックと近いとは思いますが、水質だけでなくいろんな環境がメダカ屋さんと家で違うということが考えられます。
例えば日当たり、日中と夜の気温差、雨ざらしか、水流の強さ、水の量など…
メダカ屋さんではビニールハウスで飼育されていることも多く、気温が下がるときでも水温は下がりにくいという場合もあります。
自宅にビニールハウスがあることなんて稀ですから、突然の冷え込みなんかに対応しきれなく、死んでしまうなんてこともあるでしょう。
買ってきたメダカがすぐに死んでしまわないためにできること
メダカがすぐに死んでしまうことの大きな理由は恐らく環境の違いなことが多いでしょう。
その環境の違いをどう埋めてあげるか、どう緩やかに変えてあげるかが大切になると思うので、対策を立てていこうと思います。
時間をかけて水合わせをする
やはり、まず恐れるのはPHショックです。
水合わせを時間をかけてやっていきましょう。
水温を合わせ、少しずつ飼育水を足していき、ほぼ水が家の環境と同じになったところでようやく投入です。
基本としては1時間ほど、長くても2~3時間あれば良いとされていますが、心配なときは長くかけるに越したことはありません。
ただ、この時に心配しすぎてしまうと、足していく水が少なく、あまり水合わせの役に立っていないという可能性もあります。
僕がミスしてしまったのはこれな気がしていて…
スポイトで少しずつ飼育水を足していったわけですが、ビビりすぎて少なすぎたため、水槽の水質に近づけきれていなかったのかなと感じています。
きちんとセオリー通り、1/3の水を捨てながら飼育水を足していくことが大切だと思います。
水槽の立ち上げをしっかりしておく
水槽の立ち上げをしっかりしておくことで、水質の悪化を防ぐのも大切です。
バクテリアが定着していない水槽だとアンモニアも分解されず、すぐに水質が悪化してしまいます。
メダカを何匹買ってくるかにもよりますが、思ったより早く水質は悪化しますよね。
もちろん水換えを頻繁にしてあげれば水質は良くなりますが、その分環境もコロコロ変わるのでメダカへの負担はあると思うんです。
そのことを合わせて考えると、やはり先にしっかり水質を安定させてあげて、水換えの頻度も少なくて済む方が良いですよね。
ヒーターで水温を固定する
春なんかは特に、暑くなったり寒くなったり、日中と夜の気温差だったりと、水温も安定しない季節です。
越冬をしたメダカや、春の気温差に慣れたメダカたちなら乗り越えられることも多いのですが…
メダカ屋さんではビニールハウスの中で飼育されていることも多く、気温差が抑えられているため、水温の上下に弱い個体に育っている可能性があります。
春や梅雨など、水温が上下しやすい季節は、室内飼育かつヒーターで水温を固定してあげた方が良いかもしれないです。
僕も買ったばかりで死なせてしまってから、20℃で安定させるようにヒーターを入れるようにしています。
購入した店の環境を聞いておく
ここまでの内容と被る部分は多いのですが、購入したメダカ屋さんの環境になるべく合わせるというのがやはり成功のコツかなと思います。
例えば、グリーンウォーターかクリアウォーターか、加温飼育か完全放置か、雨ざらしか屋根があるかなど…
PHショックも起こしにくくなりますし、気温差に耐えられるのかもわかるので、どんな環境で飼育したら安全かがわかるので、安心して迎え入れられますね。
もしかしたら飼育水くださいと言えばくれるお店もあるとは思いますが…現実的ではないので、できるだけ再現しつつ、水合わせをしっかりするのが良さそうです。
買ってきたメダカがすぐに死んでしまう件についてのまとめ
買ってきたメダカがすぐに死なないようにするコツをまとめると
- 水合わせを時間をかけてする
- ヒーターで加温して、水温を固定する
- 水槽の立ち上げを時間かけて行っておく
- メダカ屋さんの環境になるべく合わせる
ということになります。
やれるだけのことをやれば、死んでしまう確率はかなり低くできると思います。
しかし、どうしてもお店との相性もあると思うので、極端な話うまくいかなかったお店では買わないという決断も必要ですね。
上手にメダカをお迎えして、楽しいメダ活をしていきましょう!!